魔女がいっぱい
昨日公開となった「魔女がいっぱい」観てきました♪
ファンタジー大好きな私にとっては、久々の王道ファンタジーっぽくて楽しみにしていた映画です。
原作も知らないので映画が全くの初見となりました。
物語のあらすじは、魔女の魔法でネズミに変えられた少年が魔女の企みを阻止すべく、少年の祖母と一緒に戦うお話です。
子供向け映画の王道ファンタジー!のはずですが、所々にホラーチックでサイコっぽい要素が散りばめられていて、チクチクとナニかが引っかかるときがありました。
お話も軽快でよくまとめられていて、ドキドキしっぱなし。
舞台となるホテルや街並み、衣装なども随所にわたって美しく、細かい配慮もされています。
アン・ハサウェイの怪演も見事で、魔法で変えられてしまったネズミの姿も可愛くてキャラクター豊かでした。
文句のつけどころのない良作であるには違いないのですが、なぜか見終わった後に、やはりナニかが引っかかったまま。
もしかしら、ギレルモ・デル・トロのエッセンスがそうさせるところがあるのかもしれません。(ギレルモ・デル・トロは大好きです)
観てる人の感性によるところは大いにあると思いますが、私にとっては新しい(?)というか、今までにないエンディングで「はたして これでよかったのかな」「これはハッピーエンドなのかな」と疑問に感じてしまいます。
いえ、悪くない終わり方なのですよ。歯切れが悪いとかそんなんでもありません。ただ、ただ なんていうか「それでいいのか」というか、こういう物語もあるんだなぁと、見終わった後に今までにない新鮮な刺激を受けました。
そういった意味でも他に誰か観られた方と色々お話してみたい映画だなーと思いました。
今年はコロナのこともあって、楽しみにしていた映画が延期になったり、配信になったりと中々映画館で映画を楽しむことが少なくなってしまいましたが、来年は普通に映画館で映画を楽しめる日が増えるといいな~♪