米粉スコーンTAKE1
ちょっとした思い付き(?)で米粉のスイーツをお店で提供したいと思って始めた米粉スイーツの試作。
これが泥沼化(笑)なかなかに難儀な食材です、米粉。
細かいことはまた追々書いていくとして、先日作った米粉スコーンTAKE1から。
米粉スコーンは、ちょっと前にまとめて3パターンほど試作してみてます。
そこからのリベンジというか、改めての再挑戦。
材料は「米粉・α化米粉・豆乳クリームバター・きび糖・豆乳・ベーキングパウダー」を使用。
前回の試作で改良したい点を改良するために、今回は同じ米粉でもα化米粉という米粉も配合してみたんです。
1番改良したかった点は歯ざわり。
米粉のスイーツを作ったことなかったんですが、食べてみとビックリ。
なんか歯にまとわりつくというか、片栗粉を噛んでるようなギシギシした感があるんです。これが妙に不快なのは否めません。
まずは、このギシギシ感をなんとかしたい!というのが1番の改良点でした。
それからたまたまですが、とあるところでα化米粉というのを知ったんです。
速攻手に入れて試作。
そしたら、なんと!まあ!
その点は改良され、もしかしたら合格点に達するか?!と思いきや・・・1日経った翌日に食べると絶望。
アカン・・・固いがな・・・。
そう米粉スイーツの次の課題「固さ」は、今回ではまだクリアできませんでした。
冷めたままでは、到底スコーンらしくない食感なうえ、なんせ固い💦
米粉スコーン以前に、普通のスコーンでも温めて食べて欲しいんですけど、たいていの人は持って帰っても温めて食べてないということ(辛い現実)を知ったので、温めてなくても食べれるレベルにはしときたいと思てるんです。
さぁ、ここが難しい。
色んな米粉スコーンレシピを見てはいるんですが、固くなるのを避けるためか、とにかく混ぜ物が多い!
生クリーム・ヨーグルト・豆腐・アーモンドプードル・おから・ココナッツオイル・・・などなど混ざり物だらけのレシピが殆どで、それだけ皆さん米粉スコーンには苦戦してるんやろなぁと推測。
お店で売るとなると消費期限や保管状態などを考慮せなあきませんので、混ぜ物を入れまくるのは避けたいところ。
そもそも私自身がシンプルなもんが好きなんで、いろんなもの混ぜて、いろんな風味が混ざり合うのも嫌やなぁと思ってます。
米粉は良くも悪くも他の素材を「活かす」ため、混ぜ物したら米粉らしさがなくなってしまうんですよね。
これも、まぁまぁ短所であり、長所であり。
なんとか長所を活かしたいんで、やはり混ぜ物には多少の抵抗があります。
それ故に相当難儀しそうな予感ではあるんですが、もうちょっと踏ん張りたいですねぇ。
もうひとつのこだわりとして今回の米粉スイーツには「豆乳クリームバター」も使うてみたいと思ってますから、もひとつ厄介なんですけどね(笑)
まぁ、米粉自体に比べたら厄介さは「経済的な理由」くらいです。(しかし、ここがかなり大きいのも事実)
そんなん言うたら・・・米粉自体でも既に原価はエラいことになってるんですが(笑)
米粉スコーンは成功するやら、どないやら。
とりあえず、まだまだ道は険しそうです!
【次回への課題】
・翌日の固さ対策(砂糖・ベーキングパウダーの調整)
・スコーンらしい厚み(生地の折りたたみ方の変更)
・生地の寝かせ時間(冷やして寝かしてみる)