さかなのこ
連休中「さかなのこ」観に行ってきました。
お魚が大好きな小学生・ミー坊は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、信じて応援し続ける母親に背中を押されながらミー坊はのびのびと大きくなった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、まるで何かの主人公のようにいつの間にかみんなの中心にいたが、卒業後は、お魚の仕事をしたくてもなかなかうまくいかず悩んでいた…。そんな時もお魚への「好き」を貫き続けるミー坊は、たくさんの出会いと優しさに導かれ、ミー坊だけの道へ飛び込んでゆくーー。
https://sakananoko.jp/
公式サイトより内容は上記のような感じです。
私2号はさかなクンさんが好きなもので(あえて”さん付け”)邦画は苦手ながら気になって気になって。
結局、観に行ってしまいました(笑)
結論から言うと「結構面白かったかなぁ」という感想です。
コメディ+ファンタジーな作り方なのかな?
独特の間合いやブツブツと切替る場面、少し見えにくい話の骨子は恐らくアート寄りな映画なんだろうなぁという印象。
終始、不思議な感覚にとらわれる映画でTwitterなどでよくレビューされてる「やさしいせかい」っていうのは、なんかしっくりハマりました。
観た後に(普通の人は)ホンワリした気持ちになれるし、誰も悪い人は出てこないし、おそらく現実的には大人の事情的なアレなんだろうとなぁという部分もボンヤリフンワリ描かれていて、子供が観てたら恐らく気が付かないような、全年齢が「楽しい」という気持ちいっぱいで観れるんやと思います。
映画館を出る人のほとんどが「面白かったね~」「楽しかったね~」「素敵だったね~」という感想を抱くのではないかと。またそれでいい映画なんだと思います。
なんせ主役が、あのさかなクンさんなのですから🌟
ネガティブで歪で薄汚れた私には眩しすぎる映画でしたが、一生のうち1回くらいはこういう映画観てもいいよね~と(笑)
ただ、もっとファンタジー色強くしたアニメ映画だったら、その世界観もさかなクンさんの個性も引き立っただろうなぁ~🌟
ともあれ、さかなクンさんの登場も面白かったですし、主演でさかなクンさん役ののんさんも可愛かったし、男性なのに女性が演じていてもなんの違和感もなく観れました。柳楽優弥さんの演じた日吉役も思わぬポジションで、さかなクンさんに多大な影響を及ぼしたともいえる印象でした。
といった感じで「さかなのこ」は良い映画でしたが、私の邦画嫌いが治ることはなかったのでおそらく今後も邦画を映画館に観に行くことはないかもなぁと思います(‘ω’)
ちなみに初めて観た邦画は「セーラー服と機関銃」と「時をかける少女」の2本立てでした。
親戚のおばさんがいとこ達と一緒に連れて行ってくれたんですけど、終始セーラー服と機関銃の世界観にのめりこめず、時をかける少女にいたっては苦手なタイムリープもの。
おまけにどちらも主人公が棒読みのようなセリフで(そういう口調のお二人なんですが)波長が合わず💦
その数年前に観た「ネバーエンディングストーリー」の凄さと比較してしまってから、邦画はどうも苦手になりました。
今回「さかなのこ」は、それ以来に映画館で観た邦画だったのでその魅力たるや大きかったのです🐡
とりあえず、お話は全体的にボンヤリしていたので原作となる「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」買うて、読んでみま~す♪